バルブゲートシステム
バルブゲートシステムとは
バルブピンを空圧で駆動させるメカバルブゲートシステムです。オプション扱いも含め長さは400mmまで、 ゲート径はφ0.8~8.0mmまで、その精度・性能等幅広く品揃えしています。用途によりチップヒータ機能を有するシステムもあります。
バルブゲートシステムの原理と特長
ゲートはキャビティに直接掘り込んだ『トップレス』構造で有り、ゲート近傍の冷却効果が良く、 ピン径の転写性が優れています。チップ・ボディヒータが独立しているプローブの場合、チップヒータは成形サイクルに同期し間欠加熱方式がとれます。 また、結晶性樹脂の成形を容易にします。
バルブゲートシステムの構成
金型に組込まれるバルブゲート・マニホールド・それに温度・時間を制御するコントローラー・バルブピンを駆動する エアコントローラーによって構成されます。
バルブゲートシステムのラインナップ
SVP(F)シリーズ
- 汎用樹脂からスーパーエンプラまでの広範囲な成形に対応できます。
- チップヒータ機能(選択)の付加により充填材入り樹脂・結晶性樹脂(PETプリフォーム)等の成形に画期的な効果があります。
- 先端にバルブピンの振れ防止機構を設けています。
SV25Fシリーズ
- 汎用樹脂から汎用エンプラ樹脂まで広範囲に対応が可能です。
- 小ピッチ多数個取り対応。最小ピッチは、SVシリーズ最小の25mm。
- 充填材入り樹脂の対応も可能です。
- 空圧駆動方式と振れ止め機構により金型(ゲートやバルブピンの損耗・破損)に負担をかけません。
- 空圧駆動方式なので、取り扱い・メンテが容易です。
SMVシリーズ
- 超薄型対応。(固定側型厚120mm)
- 汎用樹脂からスーパーエンプラまで広範囲な成形に対応できます。
- 先端にバルピンの振れ防止機構を設けております。
- チップヒータを標準装備。
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