ACS8 Ⅱシリーズ

構造

シンプル

LCD タッチパネルの採用により、各設定の確認や変更が簡単で、動作状態も容易に把握できます。
また、異常時はメッセージを表示しますので異常内容の確認も容易です。

タフ

ソレノイドバルブは、PLC のオープンコレクタ出力による直接駆動でリレーを使用していないため、 接点不良等によるソレノイドバルブの動作不良はありません。

安定性

エア供給ホースのサイズを大きくする等、安定したバルブの開閉を行うための空圧回路構成としています。

基本機能

条件記憶(100型分)、言語切り替え(日本語/英語/中文[簡体字])

制御仕様

制御対象 SVP,SVY,SV32等世紀製バルブシステムおよび他社の空圧駆動方式のバルブシステム
制御回路数 8回路
ただし制御可能なバルブシステムの本数は、
接続するバルブシステムのタイプや必要とする開閉時間およびその他の条件により変わります。
制御方式 プログラマブルコントローラーによるシーケンス制御
制御モード
モード1:
8回路個別の開き遅延タイマと開き時間タイマを使用し、
各回路に接続されたバルブを任意のタイミングで開閉します。
バルブ開きタイミング信号は、瞬時ONすれば動作します。
モード2:
遅延タイマや開きタイマを使用せず、バルブ開きタイミング信号がONしている時間だけ
各回路に接続されたバルブを開きます。
バルブ開きタイミング信号は、バルブ開き完了までONしていなければなりません。
モード3:
8回路個別の遅延タイマを使用し、各回路に接続されたバルブを任意のタイミングで開き、
バルブ開きタイミング信号がOFF した時点で全てのバルブを同時に閉じます。
バルブ開きタイミング信号は、バルブ開き完了までON していなければなりません。
タイマ範囲設定 0.00~99.99秒(遅延タイマ,開き時間タイマ共)
設定方式 LCD タッチパネルに表示する数字キーによる デジタル設定
異常の検出と表示 ・空圧低下
・インタロック入力OFF時バルブ開き信号ON
・タイミング信号再入力(モード1のみ)
・手動開き動作時 バルブ開き信号 ON
※ 上記異常は、それぞれ “検出”/”検出無し”を選択できます

空圧関連仕様

供給エア 0.6~0.9MPa の清浄なエア 注意)0.9MPa を越えないこと
エア供給カプラ 110PN(日東工器)
レギュレータ設定圧力 0.5~0.6MPa 注意)0.7MPa を越えないこと
空圧低下検出圧力 0.3MPa 以下で検出
ソレノイドバルブ PA24A5-G1-1L-D4(コガネイ製 5ポート,2ポジション)×8台
エア消費量 接続するバルブシステムのタイプや成形サイクル等の条件により変わります。
エア出力継ぎ手 外径 6mm のウレタンチューブ用継ぎ手(開き側,閉じ側共)

その他の仕様

電源入力 AC100~240V 単相 50/60Hz
消費電力 約 80W
使用環境 周囲温度 :5~40℃
周囲湿度 30~80%RH(ただし結露がないこと)
周囲雰囲気 過度の水蒸気,油気,煙,腐食性・可燃性のあるガス等がないこと
外形寸法
(W×D×H)
330mm×466mm×448mm
(上記寸法は、それぞれ突起部を含まない値です。)
本体重量 約 30kg
標準色本体 Y35-90B(アイボリ)、側面カバー:Y75-30P(青)

*仕様は予告無く変更することがあります。